『
雪山飛狐(せつざんひこ)』などの武侠ドラマのヒットで、今や“古装王子”と呼ばれている
ニエ・ユエン(聶遠)は、新作の歴史ドラマ『三国志』では千の大軍を率いる将軍役の趙雲役を、また、
ジャン・ジージョンプロデューサー(『
鹿鼎記(ろくていき)』『
大唐游侠伝(だいとうゆうきょうでん)』)が手掛ける『西遊記』では、慈悲深い三蔵法師役を演じています。
このように全く違ったタイプの役も見事にこなす
ニエ・ユエンは、役作りのために様々な工夫をしています。猛々しい将軍役を演じた『三国志』のクランクアップ後すぐにクランクインした『西遊記』の三蔵法師役のために、プライベートでも禁酒、禁煙、菜食をするだけでなく、空き時間に座禅の訓練を始めました。
これらはジャン・ジージョンプロデューサーに勧められて始めたとのことですが、座禅をすることで、武将役で猛々しかった精神を落ち着かすことができ、自分の欲望をコントロールできるようになったと語りました。また、座禅は精神的な修養にも非常に役立つ方法だと感じているとのこと。
プライベートでは大のサッカー好きで、スターで構成されたサッカーチームのメンバーとして、毎週三回の練習は欠かさないそうです。悪天候でも必ず練習を決行するというニエ・ユエンは、「もし北京で夜中にサッカーの練習をしているチームを見かけたら、それは僕達だよ!」と語るほどのサッカー好き。汗をかくことで、夜はぐっすり眠れて体調も良くなるそうです。撮影にサッカーに、充実した日々を過ごしているようですね!